プロローグ

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「帝王様は念話で話すみたいじゃんか 一度でいいから会話してみたい」 「何言ってんのよ? 帝王様が私達に話しかける事なんて、余程の緊急時でない限りあり得ないわよ! バカじゃないの?」 次に言葉を発したのは、同じく隊員のシイナ・アルジテン。 シイナは口の悪い女だ。 「何だよ? お前達だって帝王様と会話してみたいって思わないのか?」 「「それは……」」 二人は顔を見合わす。 どうやら二人も色々言ってたけど、帝王様と話したいと思っているようだ。 二人共、帝王様に憧れているもんな。
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