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「帝王様がいらしゃったぞ!」
「急げ!!」
隊員の先輩達が、入り口の方へ急いで走っていく。
俺も慌てて向かう。
「何してたのよ?」
「仮眠だよ」
シイナとハロが待ってくれてたけど、やっぱりシイナは煩い女だ。
何かと説教まがいの言葉を吐いてくる。
「いいから早くしろよ
遅れるぞ!」
ハロに言われ、俺もシイナも急ぐ。
入り口に近付くと、もう沢山の隊員が並んでいた。
隊長の姿もある。
「帝王様、お疲れ様です!」
そこに帝王様が現れ、隊長は直ぐ様とんで行った。
参番隊隊長『守護者』だ。
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