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「俺達は、誘拐された仲間を助けに来た!」
「ハァ!?」
僕間違っちゃった、恥ずかしいなぁ。はやとちりじゃないか、でもなんでこの三人が来るわけ?
「僕は知らないよ、本当に知らないよ?僕が嘘ついてたら舌を、噛み千切ってもいいね!」
ははーん、これでどうだ!勘違いだってやかったか!ここまで言えばいいだろうね。
「私達見たわ、貴方がナイトに酷いことして、穴に放り込んだのみたんだから!?」
「エェェエエエ!それ!?」
いやぁ、すっかり忘れてた。そういえば名前の下りで思いっきり攻撃して、異次元に入れっぱなしだ……舌噛み千切らなきゃいけなくなったじゃん。
「ごめん、ごめん、忘れてた。今返すねぇ」
僕は気絶しているナイトに茶色のローブと服と靴を着せてから、異次元から出し返却する。
「忘れてただって!お前人を何だと思ってるんだ!」
「いや、仕方ないじゃん興味無いことは覚えられないのと一緒だよ。僕の嫌なこと言ったから忘れてたんだよ」
「ふざけんな!!ファイヤースピア!」
赤い髪のつり目の青年が、詠唱して手を僕に手を向けると、青年の手から火の槍が形成され飛んでくる。
僕は椅子を片付け、すぐに壁を蹴り屋根の上に上がり魔法を避けた。
その速度は人間には早いと思う速度でやった。
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