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「危ないなぁ、僕には関係ないし、もう行くよぉー、バイバイ!」
「「待てコラ!」」
「待ちなさい!」
最後に手を振ってその場を離れた、息きピッタリでうらやましいな双子……でもそっくり過ぎて気持ち悪いや。
僕は街を自由に散歩していたけど、夜になったから、近くのレストランに入った。
どれも安い値段だけど、どうしようかな?そういえば僕が文字を読めるのは、記憶消去魔術の応用で、他人の記憶を見るものなんだよね。
僕はステーキとプリンを注文して、運ばれてくるのを待つ間窓から見える光景を見ていた。
得に珍しいものも無く人が、行き交う光景だけがある。
面白みもなかったはずだったけど、偶然歩いているさっきの四人が居たので手を振る。
「なんで殴ったんだよ!酷いだろ!」
ナイトの発言に僕はステーキを、食べ終わってから返答する。
「そっちが僕の嫌なこと言ったんだよ!それくらいで良かったね。僕の機嫌が悪かったら拳万だよ」
僕の攻撃を思い出し、ナイトの血の気が引き青ざめた。
「殺す気か!?」
ごもっともだよね、人間が拳万されたら死ぬもんね。
「脅しだよ、僕を怒らせない方がいいよ?」とだけいいプリンを食べた。
感想は値段の割に美味しく、雑ではなかった。
でも、ムッシュの作ってくれたプリンのほうが、美味しかったなぁ。
四人が何か言ってるけど、僕には関係ないね。
このまま寝よう。
おやすみ☆
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