第六話 『非常な仲間達』

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良くねたけど、どれくらい時間経ったのかな? 店に置いてある時計を見ると午前十時過ぎだった。 まぁ、この店二十四時間営業だしいいよね、あと何故か僕のテーブルのところに食べ終わった食器が二十人前おいてあって、ナプキンに『ご馳走さまでした』だとさ。 やりやがったな、僕が寝ていたのをいいことに、会いに行こうか、許せないし。 不機嫌ながらも僕は伝票を持ってカウンターに行くと、店員さんが算盤で計算してくれる。 「合計が三万八千Mになります」 営業スマイルばっちりなお姉さんだなぁ、当たり前か、こんなに払うんだもんね。 僕は四万渡すと店を出た、お釣り受け取るのめんどくさいからね。 僕は路地に入り、あの四人の魔力を探すために、空気中の魔力をかき集め、四本の糸を作り出す。 糸に命令すると僕が覚えていた、四人の魔力の反応を追いかけて気づかれないように留まる、僕はそれをたどればいいだけ。 僕は手に持つ糸に行くように命令すると、地面へと潜っていった。 気づかれないようにだからね、糸は魔力の塊だから見える人には見えちゃうから、隠しながら行かなきゃ!
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