第六話 『非常な仲間達』

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「みーつけた!」 糸を通して神経に通した魔力が、脳へと情報を繋げる。 八階建ての白い煉瓦造りの建物に、一人の生活に十分な空間の部屋があり、それが八百以上もの部屋数がある。 一つの部屋に四人が集まっているみたいだね、耳の神経にも繋げて聞いてみよう。 皆同じ服を着ているから制服だと思うけど、いいなぁ。学校行ったことないから行ってみたいなぁ。 制服は白い色でネクタイを、男女問わずに着けている。 三人はテーブルを囲み、ソファーではローブ姿のナイトが眠っている。 「それにしても、ライ本当に食べちゃって良かったのかな……」 双子の片割れは落ち着きない感じだなぁ。僕に奢らせた心配してるし、話し方がおっとりで可愛いなー。 「ファイ別にいいだろ、ナイトを誘拐した奴なんだし、悪いのはあっちだろ!痛っ、シェリー叩くなよ暴力反対!」 つり目で怒りっぽそうなのが、ライっと。 シェリーはツインテールで色白で胸もそれなりにある、美人でいいなぁ。 「悪いことでしょ!悪人に何をやってもいいわけじゃないわよ。それにしてもよく毎回一人であんなに食べれるわよね。ライの身体は異次元みたいじゃない?」 「シェリー論点ズレてるよ……」 ファイがストッパーみたいだね。
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