34人が本棚に入れています
本棚に追加
/54ページ
「みーつけた!」
糸を通して神経に通した魔力が、脳へと情報を繋げる。
八階建ての白い煉瓦造りの建物に、一人の生活に十分な空間の部屋があり、それが八百以上もの部屋数がある。
一つの部屋に四人が集まっているみたいだね、耳の神経にも繋げて聞いてみよう。
皆同じ服を着ているから制服だと思うけど、いいなぁ。学校行ったことないから行ってみたいなぁ。
制服は白い色でネクタイを、男女問わずに着けている。
三人はテーブルを囲み、ソファーではローブ姿のナイトが眠っている。
「それにしても、ライ本当に食べちゃって良かったのかな……」
双子の片割れは落ち着きない感じだなぁ。僕に奢らせた心配してるし、話し方がおっとりで可愛いなー。
「ファイ別にいいだろ、ナイトを誘拐した奴なんだし、悪いのはあっちだろ!痛っ、シェリー叩くなよ暴力反対!」
つり目で怒りっぽそうなのが、ライっと。
シェリーはツインテールで色白で胸もそれなりにある、美人でいいなぁ。
「悪いことでしょ!悪人に何をやってもいいわけじゃないわよ。それにしてもよく毎回一人であんなに食べれるわよね。ライの身体は異次元みたいじゃない?」
「シェリー論点ズレてるよ……」
ファイがストッパーみたいだね。
最初のコメントを投稿しよう!