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「天誅!!」
僕は両足を揃え鳩尾に一撃入れようとしたけど、その人は僕が現れたと同時に起き上がりソファーから三メートル程離れ、僕を紫色の瞳で睨みつけた。
「嘘ー、凄く早かったねー。僕のLOVEを受け取らないとは君は人生の十割は損してるよ!」
「そ、それなら、全部損してるじゃないですか……」
「ナイスツッコミ!」
「褒められても、嬉しくないですよ」
僕を睨みつけるのは変わらないけど青ざめてる?青白から分かりにくいけど、胸を押さえ咳き込みながら会話するとか、身体弱いのかな?
「うーんとね、僕はこの学園に通いたいんだけどどうすれば通える?」
「そうですね、まずは敬語を覚えて、試験をクリアできたら通えますよ」
「ケイゴハ、モンダイナイデスヨ。シケンヲ、ウケサセテクダサイ」
「なんで片言なんですか!?」
「いやー、敬語とか僕苦手でさ、話すときはつい片言になっちゃうんだ!」
「いや、なんかもう、いいです。試験やってもいいですよ。筆記と魔法の試験を行うので着いて来て下さい」
落ち着いたみたいだから安心したよ、倒れられたら僕を証明してくれる人いなくて侵入者で終われちゃう☆
僕は学園長かは分からないけど、偉そうな男の後ろを着いていくけど、何人か生徒とすれ違ったら『学園長』て言われてたし間違いないね!
僕は変な目で見られたけど、なんでだろう?
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