第二話 『旅の準備』

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小鳥達が可愛らしく挨拶を交わしている時間、僕は仕方なく目を覚ました。 「エクレア、今日から人間界に偵察に行くのでしょう?早く起きなさい」 「はいはい、仕方ない起きますよーだ」 何で僕が素直に起きたかというと、僕は寝ていて起きた瞬間に、ムッシュと目が合い魅了されてしまったからた。 効果は一時的にしても、相手を命令通りに出来るのは凄いと思う、というか逆らう気分になれないし、従うことが嬉しく思うこともある……今なら死ねと言われれば、死んでしまいそうだよ。 「今日は、服を着ているんだね」と言いながら、ムッシュの前でレースの付いた白いネグリジェを脱ぐ。 ネグリジェはムッシュがの趣味なんだけど、幼少の頃から着てて慣れちゃった。 他の皆から見ればなんで男にネグリジェ?なんだろうね。 「エ、エクレア俺がいるのに脱ぎはじめるなんて、年頃の娘が何をしてるんですか!」 「別にいいじゃん、ムッシュだもん」 僕は全く気にしないのにムッシュは僕に対して、はしたないとか言ってすぐ怒るんだよね。 すごく怖い顔するんだよ、紛争地帯に行ってもそんな顔しないのにね。
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