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今考えれば、マミは本当、ろくなことに私を誘わなかった――ホストクラブに裏デリ。
かと思えば合法ドラッグ。
よう得体の知れん、人間になり損ねた猿のような芸人共(ただし顔は良かった。)との乱交パーティー。
掃き溜めミュージシャンへの貢ぎ。
あんた、金が欲しいの、それとも散財したいの、
どっちよ。
と問いただしたくなる、愚かしい諸行の数々。
でも、何故かマミは自信満々だった。
「絶対大丈夫だから。アヤカもやろう?」
がマミの口癖。
そしてマミの口車にまんまと乗せられる、白痴な私よ。
『え?乱交パーティーって大丈夫なの?大丈夫じゃねーだろ!マンコで物事考えてんじゃねー!!』
今の私なら、こう返事をすることができるんだけど。
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