ハジマリ

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―――― 「ガバッと蘇えりー!!」 夢!?さっきのアレはやっぱり夢!? 「ざ~んねん。夢じゃないよー」 デスヨネー… 声が聞こえた方を見た瞬間全てを理解した ボロボロの家、ファンタジーな女 この二つだけでみんなも理解できただろう 「え~…あの…とりあえず、助けて頂いてありがとうございます」 「うん。お礼は大事だね。さて…説明、いる?」 「もちろん。…つーか、母さんは!?家に居たはず!」 そうだ!色々ありすぎて忘れてたけど母さんが居たはず まさか… 「大丈夫。たまたま家にいなかったみたいでさっき帰ってきてたよ」 「はぁ…。焦るわぁ…」 無事でよかった… 「それと君のお父さんもさっき帰ってきたよ。二人にはもう説明しといたから」 「そうですか。じゃ、俺にも説明お願いします」 「了解。ちょーっと長くなるけど許してね」 「わかりました」 「とりあえずさっきの奴は指名手配中の通称[ローブ]。名前は判明してないわ」 「はぁ」 「何故アイツがここに来たのかはわからない。ただアイツの魔力を感知したから私はここに来たの」 「…ん?」 あれ?一瞬でわからなくなったぞ? どゆこと? 「あぁ。先に言っとくべきだったね。私もさっきのアイツも魔法に関わる…[魔法使い]よ」 「…え?」 魔…法…? 「まぁその辺はまた後で、ね。とりあえず説明続けるわね」 「はぁ…」
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