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でも走っても走ってもいい感じの所が見つからない
ついてねー!!
そうしたら大分小雨になってきた
もういいや…ここまで濡れたらもう変わらんだろ…
俺はそこで走るのをやめ、疲れたので立ち止まった
それがいけなかった
ゴンッ!!!!
「いってぇぇぇぇ!!え!?何!?ちょ、マジいてぇ!!」
頭に強い衝撃が走った
意味がわからない
今降ってるのは雨であって断じて飴じゃない!
俺は数分地面を転げまわっていた
漸く痛みが引き、現状把握しようと辺りを見渡した
もう雨は止んでおり、静かになっていた
そこで俺はあるものを見つけた
掌サイズの真っ黒な…箱
正方形で、真ん中に切れ込みのようなものがある
でも鍵穴もないし、溶接されている感じもないのに、開かない
手にとって振ってみてもなんの音もしない
つーかもしかしてこんなもんが俺の頭に当たったのか…?
一体どこから?つーかなんで?
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