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凌統「まさか、自分が過去に戻ったりできるなんてね」
三蔵「ほんと驚きだね凌統さん、この世界はまだまだ分からない事がいっぱいあるんだね」
五衛門達の救出のおかげで遠呂智軍から脱出出来た凌統達
『あの、凌統様と三蔵様ですよね?』
そこにサクヤが緊張しながらやってきた
凌統「へ?、あぁ、そうだけど、アンタも大蛇を退治する将軍?」
『いえ、将軍ではなく小姓のような者です。今宵は皆で酒宴をするそうなのでよければお二人も参加なさってくださいね』
三蔵「わざわざありがとう!、小姓さんのお名前は?」
『サクヤと言います』
凌統「サクヤ、か。教えてくれたありがとう」
凌統はふっと優しく微笑んだ
『っ!…いえ、では私はこれで失礼します』
サクヤは照れくさくなり、凌統達と目を合わさずその場を逃げるように駆け出してしまった
凌統「あ、おい!…行っちまった…」
三蔵「人見知りなのかな?、そうでもそうじゃなくてもサクヤちゃん可愛いな♪」
“今度一緒に踊ろうかな?”などと凌統をそっちのけで一人舞い上がる三蔵
凌統「ははっ…三蔵さんならきっと良い友達になれますよ」
凌統はやれやれと思いながらも三蔵に言った
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