出会い

3/3
前へ
/6ページ
次へ
伊「オーイ、連ー!」 後ろから声がした。 西「よう、はよ。」 俺はそいつにとりあえず挨拶をした。 伊「何だよ、そっけないなー」 こいつは俺の中学の頃からの友達、伊勢一海(15) 身長 170㎝ 性格 明るい 前向き と、言ったところだろうか。 伊「なあ、今年も一緒のクラスになれると良いなー。そしたら連の効果で彼女ができたりして😃」 と、伊勢は冗談っぽく言った。 西「何だよそれ(笑)」 伊「だって連モテるし。その割には、いっこうに彼女つくらねけどな。」 西「余計なお世話だ!」 そんなたわいのない話をしている時だった。目の前にいた女の子が話しかけてきた。 女の子「あの~」 西岡「何だ?」 返事をした時だった。 女の子「私が見えるんですか?」 そう言って、その女の子はかけよってきた。 ズベッ! そして盛大に転んだ。 西「あの、大丈夫か?」女の子「大丈夫です。いつもの事なんで。」そう言ってその女の子は立ち上がる。 そこに、 伊「なあ、お前誰と話してるんだ?」 西「え?ここにいる女の子と…」 伊「女の子なんか何処にもいないぞ。」 西「え?」 そしてもう一度その子の方を見たら、もう女の子はそこにはいなかった。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加