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伊「オーイ、連ー!」
後ろから声がした。
西「よう、はよ。」
俺はそいつにとりあえず挨拶をした。
伊「何だよ、そっけないなー」
こいつは俺の中学の頃からの友達、伊勢一海(15)
身長 170㎝
性格 明るい 前向き
と、言ったところだろうか。
伊「なあ、今年も一緒のクラスになれると良いなー。そしたら連の効果で彼女ができたりして😃」
と、伊勢は冗談っぽく言った。
西「何だよそれ(笑)」
伊「だって連モテるし。その割には、いっこうに彼女つくらねけどな。」
西「余計なお世話だ!」
そんなたわいのない話をしている時だった。目の前にいた女の子が話しかけてきた。
女の子「あの~」
西岡「何だ?」
返事をした時だった。
女の子「私が見えるんですか?」
そう言って、その女の子はかけよってきた。
ズベッ!
そして盛大に転んだ。
西「あの、大丈夫か?」女の子「大丈夫です。いつもの事なんで。」そう言ってその女の子は立ち上がる。
そこに、
伊「なあ、お前誰と話してるんだ?」
西「え?ここにいる女の子と…」
伊「女の子なんか何処にもいないぞ。」
西「え?」
そしてもう一度その子の方を見たら、もう女の子はそこにはいなかった。
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