大マスコミの欺瞞

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仕事柄、様々なお客さんと話してきた俺は、たかが観光バスの運転手なのだから…と、軽い気持ちで自慢する話しを、少し突っ込んで訊ねてみる。 『ふーん、お客さん凄いねぇ、それは〇〇〇が大変だったんじゃないの?』と、誉めながら訊ねてみれば、大抵の場合は解説してくれる。 先程のサービスエリアの話しも、こうして聞き出した話しだ。 多分、言った本人は、ほんの自慢話の1つに過ぎないから、忘れている事だろう。 しかし、断片的な情報ではあるが、関連情報をぶつければ、その自慢話が本当かどうかは判る。 サービスエリアの話しでは、我々観光バス関係だけしか知らない話しをぶつけて確認した。 俺が書いている事は、こうして集めた情報を判断材料にしているのだが、地方の議員さん同士の車内の話しなど、随分と参考になる。 大マスコミの記者でも、個人に戻った時の、ましてや旅行中だと、本音が出てくるし、ましてやリタイアした人間なら、その度合いは大きくなるものだ。 モバの日記に書いた事は、こうした情報を俺が整理し、書いている物ではあるのだが、生の情報からだから、大マスコミの操作した情報とは異なるのだ。 ただ、1つ欠点があるのは、聞いた時は憶えているのだが、名前や場所などは忘れてしまう事なのだ。 サービスエリアの名前もその1つで、メモを取る訳にもいかないから、これは理解して頂きたいと思う。 話しを戻すと、大マスコミの国との癒着は、こんな所にも及んでいるのだ。 原発再稼働について、政府の対応を責めなかったのも、先程のマニフェストの対応と同じ、監視し、来年の夏はどうするのかと、質問も問題提起もしなかった大マスコミの、万が一の時のアリバイ作りとしか思えない。 増税にしても、増税になったら、庶民の生活に此れ程影響があると言う報道などは、ほとんど無い。 本来なら、此れ程影響があり、それでも増税をする事は是が非か……という議論も無い。
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