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消費税なんか要らない
消費税増税が3党合意で成立しそうに見える。
民主党はマニフェストから解離し、何故増税するのか?
菅は、普天間基地問題の担当になった時、アメリカと繋がる勢力の強大さに気付き、自ら取り込まれたから、いきなり消費税増税を言い出して、参議院選挙で惨敗した。
しかし、一連の小沢ネガティブキャンペーンに乗って、代表選に勝ち、首相の座を守った。
しかし、東日本大震災と原発事故で、無能さを曝け出して失脚。
そして、野田が棚からぼた餅で首相になった。
野田は、菅の無能さを間近で見ていたし、官僚(対米追随&従属派)の強大さに従って、その政策(これは、決して国民の為の政策では無い。既得権者の為の政策だ)を実行する事で、自己の立場を強化する事にした。
その結果が、消費税増税なのだ。
外為準備金や、特別会計の余剰金は、繰り越し金だけで年間2兆円とも言われ、繰り越し残高は20兆円以上もある。
小沢が提唱していた予算の組み替えとは、この特別会計等を解体して、一般会計を含めて、予算の組み替えをするという物だった。
鳩山内閣で、この大役を買って出た藤井元財務大臣は、官僚の抵抗にあって予算も決められず、結局逃げ出し退任をしたのだが、その藤井が、今は大きな顔をして、増税を焚き付けているのは、尖閣諸島問題で、中国に屈服し、衝突してきた中国漁船の船長を釈放した仙石と同じで、ハレンチ極まりない。
モバの日記『増税について』で書いたように、消費税に戻し税の規定が有る限り、我々庶民が払った消費税の、20%くらいの金額は、大企業に払い戻され、利益になってしまう。
しかも、低所得者に補てんするとなると、その事務手続きなどで人手が必要になり、やがては公益?法人を設置して、そこに業務委託をする事に成りかねない。
これは、単に天下り先を増やすだけではないか!
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