消費税&税制を考える

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日本の大企業の経営者達は、恥知らずにも、この不公平税制の恩恵を享受しながら、厚かましく企業減税を要求している。 地方都市に、様々な好条件で工場を立地しながら、その好条件の期間が終わる頃、平気で工場を閉鎖し、外国に工場を建てる。 リストラという名の首切りを行い、派遣法を改悪して正社員を減らし、内部留保という余剰資金(貯金)を増やして、配当を増やし、サービス残業を強要した結果、大企業の内部留保は、2百兆円を突破してしまった。 消費税増税をしても、年金や福祉、健康保険やら介護の予算は減らされている。 消費税増税をしなくても、物品税と、所得の累進課税の仕方によっては、現在の予算規模を保てるという試算もある。 政府のPR機関に成り下がったマスコミ。 そんなマスコミは報道する事は無いのだが、辛うじて「日刊ゲンダイ」という夕刊紙で、たまに取り上げられるから、注意して読んで欲しいと思う。 それから、政府のホームページも、必要性を強調しながら書いている。 国民の義務として、我々は、税制にも厳しい目を向けなければならない。
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