あれは・・・

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帰宅した安則は、昨日のことを思い出していた。 確かに昨日出かけたのは洋子だった。 それから毎日様子をみにいった。 洋子は一向に目を覚まさない・・・・ 1ヶ月・・・ 2ヶ月・・・ 3ヶ月がすぎたころ・・・ 母「安則君!!洋子が!!目を覚ましたの!!!早くきて!!」 急いで病院へ向かった。 病室には3ヶ月も眠っていたとは思えないほど・・・ 普通に寝起きのような・・・洋子の姿があった。 安則「洋子!!」 しっかり抱きしめた。 洋子「心配かけてごめんね・・・」 安則「もういい・・・よかった・・・生きててよかった・・・」 洋子「私ね、すごく楽しい夢をみてたの・・・」 安則「どんな夢?」 洋子「ほら、私たちデートってデートできてなかったでしょ?家にいきなり押しかけたら安則がデートしよ!!っていってくれんの。ずっと行きたかった遊園地にいく夢。観覧車とかいっぱいのってすごい楽しかった。」 ・・・・・・・・・・・・ それ・・・・・・・・・・ 安則「よし!んならちゃんと回復して退院したら遊園地いこか!!?」 あのときの出来事は・・・・・・ こういうことやったんやな・・・・ 安則は微笑んで洋子を見つめた・・・ END あとがきへ
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