少女の悲しみ

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「あっ…その事なんだけど、来なくていいって菜実が」 「?!」 「あの女っ…九条様に…」「そうか。大丈夫ならよかったよ」 「あと、ごめんって」 「ありがとう時哉」 「あぁ…うん」 ばたんっ 「はぁはぁはぁ」 「どうしたの?」 「あっ実代ちゃん、ごめん起こした?」 「ううん。大丈夫。それより首の傷どうしたの?」 「見回りの時に、ちょっと怪我しちゃって…」 「そっか、じゃあ寝よう。もう遅いし」 「ありがとう実代ちゃん。おやすみ」 「おやすみ」
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