起承転結、起。

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「ここは…………」 困惑したように声を紡ぎ、もう一度辺りを見回す。 光景は、変わらない。 「此処は…何処だ……?」 その少年は彼方を見遙かした。 少年が見ている『彼方』。そこには、未来都市が広がっていた。 (´・ω・`)(´・ω・`) 時は数週間前に、遡る。「此方にどうぞ~~~さあ早く乗り込んじゃってくださぁい」 ぞろぞろと大荷物を持った人々と飛行機。そして此処は公園。 何とも不釣り合い。 不釣り合いでも、仕方がない。此処にいる人々は命令されてやっているのだから。 此処は、地球ではない。地球からは、約九百万年前に移住した。 そして此処は、月でもなく、(月も、百年万前迄居たが、やはり移住した)火星だ。そして、此処からも、移住する。 人間は、三つの星を荒らした。僕は、また星を荒らしにいくのかと大人が考えるモノのバカさ加減に呆れた。 もっとも、人間の故郷地球や月にいったことはないのだが。 話を戻そう。 人間が荒らしにゆく哀れなる次なる星………、それは太陽系ではなく、太陽系とよく似た御蔵島系の鍬都星(みくらとうけいのすきつせい)。
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