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「へー…ここがユクモ村か、取り合えず入るか」
「おい、ちょっとあんた、そこの坊主だよ」
「?」
辺りを見渡すが明らかに俺しかいない
「もしかして…俺ですか?」
「あんた以外に誰が居るんだよ
あんた…見たことない顔だな、旅人か?」
「いや、ハンター希望だよ
ユクモ村でハンターをしたいと思って」
「へー、あぁ、俺はユクモ村の門番のリュウガ
いーなー、俺も家業が代々門番じゃなけりゃあんたみたいにハンター目指したのによ」
リュウガは感慨深そうに語り出した
「そういやこの村には定住ハンターはいねぇな
あんたがなってくれんのか?」
「まぁそれは村長に話てみないと何ともね…」
「そりゃそうだ
村長はここの石段を上がって真っ直ぐのところに川が流れてるとこがあって、その近くの椅子によく座ってるからあたってみてくれ」
「あぁ、ありがとう」
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