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これは迷子がバイトでミスをしてしまってお客様から直々に名前あげられ、ご指摘をいただいたときの事です。
初めての大きなミスをして、さらに名前を挙げられ、パニクってどうしようもなくなったときの出来事。
迷子「どうしよう…」
悠「どうするもなにも、なんにもねーよ」
迷子「だって、お客様から名前挙げて本部の方にご指摘があったんだよ?!迷子のせいでスッゴい迷惑かかってるんだよ!」
結局散々泣いたのに、さらに泣いてしまいました。
ずっと、泣きながらどうしよう…どうしようを言っている迷子に悠は
悠「そんなことでめげんな!!」
悠「しちゃったことはしょうがないだろ?どうしようじゃなくて、これからお前がどうやって進むかだろ?俺は頑張れとしか言えない。」
迷子「今回は頑張れない」
迷子が泣いたり、何かにつまずきそうになったとき、いつも悠は頑張れっていってくれて、それに助けられてました。けど、今回は頑張れと言われても、ダメでした。
悠「俺は、それでも頑張って続けて欲しい。迷子の気の持ちようだからな?もし、それでもダメならしょうがないけど、迷子はちゃんと頑張って続けてきたんだから、頑張れる!ちゃと、謝れば大丈夫だから。そんなことでめげんな!!!かっこいい大人になるんだろ?」
毎回毎回迷子が言っている。
言葉…、かっこいい大人になる!これは、早く悠に追い付きたくて頑張って背伸びをしている迷子の目標。
それを知ってる悠はいつも無理に背伸びをしていることを心配してくれます。けど、こうやって悠の口からその言葉がでるときは、迷子が頑張れなくなったときとか、ダメになったときだけ…
悠「どんなに、おこられよーが、バイト辞めさせられても、俺は呆れたりしないから。ただ、どんなことにも一生懸命やりなさい。」
これが、四歳の差。
成人と未成年の大きな差。
その後、おお泣きした迷子の話を何度も何度も聞いてくれた。泣き虫な迷子に文句一つ言わないでずっと、聞いてくれた。
その後、バイト先にいって注意やらなんやらを受けたときも、メールでずっと頑張れ!!めげんな!!といってくれました。
改めて、悠との差を実感して早く悠の隣にいて恥ずかしくない女性になりたいと思った1日でした。
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