君を愛す。

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「さっき、いきなり指名とか言ってましたけど、大丈夫ですか?まだ色々居ますよ?」 そんな事を言われた経験がないせいか、必要以上に警戒してしまう。 しかも同い年… トラウマスイッチが… 「えー?いいじゃん?ちょ~ こ ☆ の ☆ み ☆  だもん!あ、敬語やめてくれたらねー」 助かりますw シンのキャラ設定は某黒執事を目指してるけど、どうもうまくいかなくて。 「別に敬語はかまわないけど、下っ端だよ?喋れないってばよ?」 同い年の子なんてただでさえ緊張するのに。 「喋ってんじゃん?」 やっぱり、 小学生みたいなツッコミ入れられました。 「じゃあ、オレこうみえても結構キャラ作ってるんだけど、そんなんでいいの?」 女性恐怖症の黒執事とか末期のキャラですけどね。 「どんなキャラ??」 「むしろ逆にどんなキャラに見える?」 ええ、もちろん彼女に好みに合わせますよ! 今なら場内扱いだけど、また来店してくれれば、本指名!! 本 指 名 ! !(本指名はそのお店の接客担当です。当然給料は段違い!)
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