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暁「Asura君に任せとくと、ハァハァしてばっかりなので、ちょっと俺が。須磨子さんは、白面を海の底に閉じ込めておくための『お役目様』の3代目で、自分の息子が白面と戦った夢を見た、と聞いたジエメイ(古代中国で親を白面に殺され、獣の槍を作る兄のために炉に飛び込んで獣の槍の一部…と言うより、人柱?となった)によって、ほんの少しの間だけ地上に戻る事を許され、そこで父親の紫雨と結ばれる」
A「須磨子タンハァハァ」
暁「そして、再び海の底に戻っていった須磨子さんはどんな気持ちだったんだろう。潮に再開した時の顔はとても印象深い物です」
A「須磨子タン僕と不倫しないかぃ?」
暁「紫雨も、潮の前ではお茶らけたおっさん、その実は妖怪を封じる高位の法力僧。色々と苦労もあったんでしょうが潮にとっては相棒のとらを信じてくれた一番の良き理解者だったのかもね。」
A「大丈夫、須磨子タン、旦那にはバレないって。期待してたんだろ……ほら、自分をさらけ出して、見せてごらん?」
暁「いい加減にしろッ!」
ドカッ!
A「はっ!?俺は何を!?」
暁「全く……」
A「え、え~と、あ、そうそう、紫雨さんね。好きだよ?普段飄々としてるのに、決める時は決める所とか。でも、須磨子タンは渡さん。」
暁「はいはい……」
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