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第二夜 うしおととら
藤田和日朗様による漫画です。
全33巻+外伝1巻、同ワイド版より全18巻、小学館文庫より全19巻。
少年漫画の王道を行くストーリー、迫力のある絵。
そして、ただカッコいいだけではない、何かを考えさせられる台詞や場面。
ちなみに、全十話(だったかな?)でOVAも出ています。
OPの勇気のファイターがカッコいいですw
ストーリー
蒼月潮は自宅(神社)の蔵の中で一本の槍に縫いとめられていた妖怪を解放してしまうわけです。
うしおはその妖怪を「とら」と名づけ、「いつか滅ぼしてやる」と思いながら、一方とらは「何時か食っちゃる」と思いながら一緒の生活が始まります。
とらを500年間縫い留めていた槍が、2000年以上も前の中国で妖怪を滅ぼすためだけに作られた「獣の槍」で、獣の槍は物語の核心にもかかわってきます。
獣の槍の伝承者となったうしおは、とらと共に様々な妖怪との戦いを繰り広げ、そのたびに助け合い、反発しあい、少しずつ近くなっていく距離。
始めは、降りかかる火の粉を払うごとく襲ってくる妖怪と戦う潮ですが北海道編を基点に、物語の中心、白面の物へ迫っていくわけです。
主人公のうしおやとらの他にも、ヒョウさん(漢字でなかった)や、麻子、真由子、流など、数えきれないほどのキャラクター一人一人に視点を当てる所も素敵です。
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