僕は・・・

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ガタンッ!! 思わずビクッと体が反応しながら目が覚めた もう朝だったんだ・・・。 僕は、急いで普段着に着替え、音を出した人物に見つからないよう 足早に家を出ようと玄関に向かった。 しかし僕の背後から ヒステリックな叫び声が聞こえたあと後頭部に強烈な痛みが走った。 ッ!!ッッッッゥ!! 言葉にならない痛さだ。 手を後頭部に当てると血が滲みでていた。 痛みの割には血は出てないようだが、今にも倒れてしまいそうだ。 手当をしに戻らなきゃ・・・。 強烈ないたさで顔を歪めながら振り返ると 「何でまだいるんだ!!さっさと出て行け!!」 怒り狂った般若のような顔で、ヒステリックな声を上げる実の母がいる。 僕の足元には小さな灰皿が落ちていた。 これが当たったのか… 当たり所が悪ければ死んでいたのかもな なんて冷静になってる自分がいる。 手当をしたいが今すぐ家をでないとさらに状況はひどくなると思い 僕は急いで家を出た。
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