新たな道

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「保護者ですかぁ…」 「なんだぁ~?俺じゃ不満だってぇ言うのか?」 僕は首を左右に振り 「そんなんじゃなくて・・・  どこの誰かもわからない子供をそんな簡単に信用してくれるんですか? ましては保護者になってくれるっていうことに  ビックリして…。」 一瞬キョトンとするギルドマスターことテトラス 「どこの誰って今からお前は タクマ=ファイスだ  それだけわかってりゃ~十分だ。 それに、これから知っていけばいいだろ。    子供のくせにあんまごちゃごちゃ難しく考えんな  まずは、飯食って体力を戻せ。  俺はまだ仕事あるからまた後から来るからな。」 テトラスは背を見せながらヒラヒラと手をふり出て行った。 僕はすごいイイ人に助けてもらったんだな。 僕のせいでテトラスさんに何かあったらどうしよう。 でも他に行く所もないし… 神様の声がフッと思い出した。 守ってほしい。 確かにそう言っていた。 僕に力があるなら… 僕の命に変えて守ろう 恩人のテトラスさんを… 周りを不幸にするのは嫌だ。
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