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「おいおい。マスター。
ドラコってケツァルコアトルのことか?」
「それ以外に何がいるってんだ?」
一同はため息をつくしかなかった。
名前のセンスの悪さでわかるようにドラゴンだ。
『ケツァルコアトル』
姿は美しい銀翼を持っている。
風の神ともいわれていてSSSランク。
使い魔になることなど滅多にない。
そのドラゴンを使い魔にしているテトラスの実力は計り知れないものかもしれない。
「マスターよぉ。
ドラゴンはでかいから見守るとかじゃねぇ~だろ。
しかも、絶滅危惧種だぜ。
狙ってくる奴も多いだろ…。」
「ファハハハ!そんな心配か!
ドラコは手のひらの大きさになって飛んでるか
木の枝とかに隠れとくってさ。」
あいつ俺より賢いのかもな!
笑いながら言うが
ギルド員一同は
(馬鹿じゃなきゃ最強なのにな)
密かに心の中で呟いてしまう。
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