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青龍刀Vs日本刀
チュンチュン
舞(…眠れなかった;)
昨夜、結局一つの布団で二人で寝たため、熟睡できずにいた
斎「昨夜は、涼しかったから良く眠れたな」
優しい声音だが無表情の斎藤さん…
尊敬します。その神経…
斎「ん? どーした?」
無反応の私に気を使ったらしい
斎藤さんは、私の顔を心配そうに覗き込んできた
舞「いや…京の暑さに慣れぬ故…」
本当は、昨夜の心理戦を引きずっているせいだが、そんなこと悟られる訳にはいかない
舞(我慢だ…斎藤さんは命の恩人だから)
沖「一君さ…調子に乗らないでくれる?」
中庭から沖田が姿を現した
どうやら、朝稽古の後らしい
程よく汗をかいているにもかかわらず、全身から漂うのは爽やかさとは程遠いものだ
沖「昨日も邪魔してくれちゃってさ…不愉快なんだけど」
斎「ハァ…傲慢な男だな」
舞(アワワワ;)
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