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驚いた…剣速は私と変わらない
挙げ句、続け様に三度も突きをされるなんて…
舞(…さて、どうしたものか…)
原「…嘘だろ?避けられたぜ?;」
永「だな…;」
藤「でもさ…さっきから受け身じゃね?
持久戦でもやるつもりかな?」
そーなのだ。先程から全て受けるのみ…一向に斬りかかろうとしないのだ
斎(…鼬ごっこだな)
依然変わらぬ状況に、先に音を上げたのは沖田だった
沖「…ねぇ、避けるばっかじゃ終わらないんだけど?(黒)」
赤い眼光には、怒りと抑圧した衝動がまざまざと映し出されている
その狂気の先に思い人が居ると自覚しながら、欲望は煽られるばかり…
沖(興奮しますね♪)
最悪、血を見る結果になるのだが…
沖(……///)
それさえも媚薬らしい;
舞(…なんだ? なんでにやけてるんだ?;)
試合中にニタニタしている沖田に、舞は戦略かと思い身構えた
まさか痛い妄想と欲望だとは思っていない…
斎(…おおかた、妄想でもしてるんだろ)
舞(どーしよ…)
いつの間にか、肉体戦から心理戦へと移行していた
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