283人が本棚に入れています
本棚に追加
青い暖簾を潜ると、中はこじんまりした玄関だった
?「お客はんでっか!? よう、いらっしゃいました。さぁさ、中へ♪」
先程の店主は、上機嫌で営業スマイルを向けてきた
沖「マジですか? 失礼しま~す。」
舞「…ちょっと待て! なんでアンタがいるんだ?」
沖「やだなぁ、舞さん♪ 意地悪しないでよ(黒笑)」
馴れ馴れしく背後から軽く抱きしめながら、耳元で囁かれた
沖「ボソッ…俺を捨てたら、祟るよ?(黒)」
舞(え…何これ?…拾った覚えないんですけど;)
戸惑いながらも、邪険にすると祟られそーなので、一緒の部屋をとることにした
沖「フンフン♪ お風呂頂きました!
あ、舞さんも入ったんですね♪」
あ…綺麗になってる!
風呂で綺麗に洗ったのだろう…日焼けした肌に、整った顔、まさにイケメンになっていた
舞「沖田さん、まさかずっと付いて来たりしませんよね…?」
落ち着いた所で、一番気になる質問をしてみる…
沖田は、髪をかき上げながら近付いてきた
沖「フフ…拾ったのは舞でしょ? 責任もって愛してよ♪」
舞「愛し…愛ーー!?」
そう…流浪歴16年の私は、生まれて始めて人生の壁とゆーものにぶつかったらしい
沖「フンフン♪」
最初のコメントを投稿しよう!