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「え………えぇ!」
お………女の子が空からおちてきてるとか何故だぁ!
隼人はびっくりして、放心状態だったので、すぐには動けず女の子とぶつかってしまった。
ドスン!
「きゃあー!」
「ぐはぁ!」
女の子が隼人にぶつかり、隼人は地面に倒れた。
「いてててぇ!」
いったい何がおきたんだだぁ!
隼人は目をあけると女の子が自分に覆いかぶさった状態で、自分の顔の近くに女の子の顔があったので、顔を真っ赤にした。。
やべぇ!この子、顔超かわいいんだけど!
隼人は手を動かすと、なにか柔らかいものを触っていた。
「ぷにぷに。」
なんなんだぁ!これは!!
隼人は触ったものがなんなのか確かめようと、もう一度手を動かした。
「ぷにぷに。」
も……もしかしてこれは……
かなでは目を覚まし、自分の胸元にある隼人の手に気付き、顔が一瞬でりんごのように赤くなった。
「こ…こ……この変態!」
バシーン!
かなでは顔を真っ赤にしながら隼人にビンタした。
い………ってぇー!
「何故にいきなり俺が叩かれなきゃいけないんだよ!」
「なんでって当然でしょ!私に変態な事したからに決まってるじゃない!」
「あれは不可抗力で……っていうか君がぶつかってきたのが悪いと思うのだが!」
「うるさい!うるさい!うるさい!」
「すみませんでした。」
隼人は納得いかない顔で言った。
「私の方こそ、ぶつかったりしてごめんなさい。」
かなでは頭を下げ、申し訳なそうにして謝った。
「え………」
「それでは失礼します。」
かなでは一礼して、公園をでていった。
以外に素直でかわいい子じゃないか!ってそんな事考えてる場合じゃねぇ!
さっさと帰らないとしかられるぞ。
隼人は地面におちたエコバックを拾い、急いで家に帰った。
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