あにまる☆いあー

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  「…え、ちょっと…え?何その頭なのですよ…」 よく見たら女の子のように長い髪、その頭の上から伸びる長い何かはまるで兎の耳、目付きや声質、赤いジャージから覗く手やらで男性ってことは理解できる。 「なに驚いてるの、キミにだってあるでしょ」 「…え?」 そう言われて頭に手を回す、…何かある、残念なことに何かある、触ると耳を擽られた感覚。 「……大変、夢を見ているようなのです、耳が頭についているですの」 「夢じゃないよ、この村で動物と共鳴したから耳があるのさ、もちろん尻尾もね」 「さっきから意味がわかんないです!村って何?共鳴って何?アンタは何者なのですよ!」 「まあ落ち着きなよドブネズミくん」 こほん、そう彼はわざとらしく咳き込んだ  
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