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俺は三人で吉田亭にいた。
石元「いやぁー和樹と会うのも久しぶりだなー」
和樹「そうかー?」
吉野「和樹電話しても出てくれなかったじゃん」
石元「そりゃあんなことあったんだから、仕方ないだろ……あっ!なんかごめん。」
和樹「いいよ」
それから少し沈黙が続いた。
吉野「そういえばさ、和樹って養子だったよな。」
石元「えっ!?!?」
俺は小さい頃親に捨てられている。それからあの家族に養子として引き取られた。
和樹「石元には言ってなかったっけ?」
石元「聞いてないしー」
和樹「ごめんごめん。」
石元は少しふて腐れている。まぁほっとこう。
吉野「養子になってから、実の親から連絡とかってないの?」
和樹「一回もないね…」
吉野「そうなんだ。ひどい親だよな」
………沈黙。なんか空気が重い。
石元「まぁ、せっかく久しぶりにあったんだし楽しく飲もうぜ!!」
和樹「そうだな!」
俺たちはそれから夜中まで飲み明かした。
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