Mark

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愛美に初めて会った日、あの日から俺の中で何かが目覚めた。 初めて会った日は、俺が昔住んでいた家の近くに新しい人が引っ越して来て、その挨拶で俺の家にも来たんだよな確か。 黒いロングの長い髪、白い肌、大きな瞳に真っ赤な唇。 例えるなら…白雪姫みたいな子だったな愛美は。 そして笑顔で「はじめまして!!」と俺とお袋に言った。 あの瞬間に胸が高鳴り、愛美が帰るまでしばらく止まることがなかった。 まだ幼かった俺はあの感情が何かは当時は分からなかった。 でも引っ越しをして愛美から離れた後に分かった、これが恋なんだって。
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