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玄関に着くと多香子がにこやかにこちらを見ていた。
「おはよう多香子、朝からよくそんな元気な声出せるよね」
「愛美おはよう、愛美が低血圧なだけだと思うけど?」
「低血圧で悪かったね~だ!!」
「愛美、忘れ物はない?」
「大丈夫?」
「お母さんさっきチェックしたから大丈夫だけど…多香子お母さんのマネしないの。」
「あっ、バレた?」
「バレバレだよ。それじゃあ、お母さんいってきます。」
ガチャッ
「いってらっしゃい、気をつけてね二人とも」
「いってきま~す」
「いってきます。」
バタンッ
あたしは玄関の扉を閉めた。
「ねぇ愛美、昨日のHEY!HEY!HEY!見た?」
「えっ、誰出てたの?」
「誰って…ゴールデンボンバー以外誰いんのよ~!!」
「へぇ~」
「だから昨日見てねって言ったのに~!!」
「ごめんごめん、今度録画したの見せて…ね?」
「もう~仕方ないな~今週の土曜日に家来てね?」
「うん、分かった。」
その後は昨日のHEY!HEY!HEY!の話、学校の先生の噂など他愛もない話をしながら学校へ向かった。
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