☆第二章☆

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「あーあ、バザー…終っちゃったなぁ…。」 昨日までバザーが行われていた雰囲気とうってかわり、今はいつもの街の静かさを出していた。 サニャはこの静かさがあまり好きではなかった。 もっと賑やかで、楽しい雰囲気が好きだった。 だから、この街の北にある、豪勢なお城に遊びに行ってた。 そのお城、子が三人いる事で有名で、なんでも長女がとても美しく、周りからの信頼があると言う。 サニャは、そんな長女が好きだった。いや、三人の子が好きだった。 長女の下の次男はかっこよく、その下にいる妹を守ってあげているような、妹思いの兄。 次女はまだ幼く、とても可愛らしく城内のアイドル。
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