☆第二章☆

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「ついつ来てくれて、ありがとう。」 お姉さんは優しく微笑むと、さらに海の近くに寄った。 その後ろをサニャはついて行く。 海は遠くから見ていたのと違い、白く、透明な色をしていた。 だが、奥にいくにつれ、蒼くなっていた。 「海、キレイだね―…」 海の中を覗き込むかのように、サニャは海を見た。 「―ね…。サニャちゃんも、この中に入りなよ…。」 (―――…え?) その瞬間、
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