☆第二章☆

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「――…え――…?」 炎。 それは、サニャが一番嫌いなものだった。 もう今は無いが、昔、サニャは大火傷を負った事があった。 その炎が朱・青っぽく、その色を見る度その出来事を思い出してしまうのだ。 「そ…んな…。」 なぜか、脱落感を覚える。もう、身体に力が入らない。 何もできない。 そう思った時―…
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