☆第二章☆

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「…あら?気がついた?」 ベットの真っ正面にある扉から女の人が現れた。 「さっきはゴメンね。驚いたでしょ?」 フフッと笑いながらその人は言う。 どうやら、あの炎を一瞬で消した人らしい。 サニャはペコッとお辞儀した。 「あら?そんなに畏まらなくていいのよ?」 優しい口調で女の人は言う。 (見た目は一緒なのに喋り方が違う…。) 先程自分の知っている人と違う人物だと言う事を知った。 サニャの知っている人は、もっとのんびりしている人だ。(言ってはいけないが)こんなに、ハキハキしている人ではない。 「でも…驚いたわ。水面から、いきなり顔を出してきたんだもの。」
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