☆第二章☆

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「お姉さん、どうしてサニャがほうれん草のシチューが好きなことわかったの?」 「―――…。」 お姉さんは、ただ微笑んでいる。 そしてサニャは、一口食べた。 「―あ、おいしい…!!」 コショウがきいていて、とても美味しい。 まさしく、サニャの好きな味だった。 お腹がすいていたせいか、あっという間に食べ終わる。 その時間、わずか数分……。 「ん~!!美味しかった!!ごちそうさま。」 お腹いっぱいになったサニャは、お姉さんに話しかけようとしたが、 「あれ―…?眠いや…お姉さん、サニャ―…」 最後までいい終える前に、サニャは再び布団の中で寝てしまった。 「サニャちゃん、おやすみなさい…。」 お姉さんは静かに部屋を出て、戸を閉めた。
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