☆第三章☆

2/25
前へ
/64ページ
次へ
夢を見た。 自分のまわりが、炎に囲まれ、動けなくなっている夢。 「――…。」 その炎を、金の髪に少しカールのかかっているお姉さんが、炎を一瞬で消した。 そのお姉さんは、きっと術使い師なのだ。 「こんにちは、―――…。あなたの両親は―――。」 「――――!」 かき消されたと思った炎が、また舞い上がる。 今度は、青白い炎だ――。 「―――――――。」 ―――――……。
/64ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加