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夢を見た。
自分のまわりが、炎に囲まれ、動けなくなっている夢。
「――…。」
その炎を、金の髪に少しカールのかかっているお姉さんが、炎を一瞬で消した。
そのお姉さんは、きっと術使い師なのだ。
「こんにちは、―――…。あなたの両親は―――。」
「――――!」
かき消されたと思った炎が、また舞い上がる。
今度は、青白い炎だ――。
「―――――――。」
―――――……。
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