教授と呼ばれる大バカ野朗

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この時代の防犯システムは最早、完ペキと言える それは、世界中の先進国や今や発展途上国までもが衛星を飛ばし、超高性能カメラによって今や国民のプライベートは無いんじゃないかと言われるほどの監視を行っているからだ もちろん先進国を始めとして、国民の反発はあった こんな物が空にあり、プライベートがこんなにも蔑ろにされる事に国民は大きく反発した 行政や警察はこの国民の反発を抑えきれずにいた だが、このタイミングで恐ろしい世界的大事件が起こった その名を “イギリスの悪夢” それは、世界中の人々に“恐怖”を与えるには十分すぎる事件だった この事件によって、先進国は衛星を打ち上げる事が可能になったと言える この事件はあるテロ犯罪者が起こした大事件である テロの理由は定かではないが、このテロはかの9.11の事件をも超える大事件として扱われており、世界的に見ても最悪の事件と言われている テロ犯罪者達が行ったのは “自爆テロ” 本来自爆テロとは自分の体や、側に爆発物を置いて自分の命までも人質にする方法だ だがこのテロ犯罪者達が使った爆発物は世界最悪の兵器 “核弾頭”であった イギリスの主要都市に核弾頭を設置し、恐らくイギリス政府に話をするつもりだったのだと言われている だが、それは実行には移されなかった 核弾頭が設置され、これからイギリス政府に電話をしようと思った時 設置していた核弾頭が全て、起動、爆発した その時の放射能濃度は生き物は一秒でもその場にいたら、現代医学を最高レベルでうけたとしても、余命一ヶ月が良いところだったという その時のイギリスはまさに“生き地獄” この瞬間、核兵器が使用された国は日本と、イギリスの名が並ぶ事になった もちろん世界中の人間はこの事実をスグに知る事になった この事実に世界中の人間は“恐怖”し“絶望”した その時、先進国の行政と警察は一気に衛星の必要性を誇示した “恐怖”に脅え“絶望”を知った反対派の国民は全員が黙り、衛星は世界各国で打ち上げる事になった
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