教授と呼ばれる大バカ野朗

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そしてイギリスの悪夢から現代までの300年間 それからのテロは激減 実行前に捕まっていく人が急増していった もちろん引ったくり、強盗、殺し等の犯罪の犯人も検挙率は上がっていった だが、今…そう、今この時もそんな超高性能な衛星の目をかいくぐり、逃げている犯罪者が存在している 世界は今そんな犯罪者が存在している 正直、僕は余り興味は無い 僕は母のクイズさえあれば生きていける しかし、彼女たちの会話が一向に終わらない マシンガンのように話し続けている 仕方ないので、図書委員の彼女の肩をたたく するかの彼女はこちらを見て 「あっ!」 と、言って口を片手で押さえた すると荷物をまとめ始めた そんな彼女の様子を眺める僕を彼女の友達たちは僕と彼女を交互にみる 僕もどうして彼女がそんなに慌てているかわからなかった すると彼女は友達たちに一言謝り、僕のは方を向いた 「よし、行こう」 そう言って彼女は教室から出る 僕は取りあえず図書室の本と弁当箱を持って彼女の後に続いた
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