出逢って4ヵ月の私

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驚いた彼の顔。 まさか、私からそんな言葉を言われるなんて思ってもいなかったのだろう。 そして、困った顔をしたかと思うと、一瞬にして彼の心の戸が閉まる音が聞こえた。 あぁ、私は彼の踏み入れてはならない領域に、初めて一歩足を踏み入れたんだ。 …… 「寂しい思いをさせてごめん。俺が、男がそういうのを見るのは漫画本を見るのと同じだから」 そんな返事をもらった。 わかったような、わからないような。 それでもギュっと抱きしめられて安心した。 その夜から、私の部屋で一緒に眠った。 でも、夜中に旦那サンは布団から毎日そっと抜け出し、隣のドアが閉まる。 鍵が掛かる音が聞こえた。 その音を聞く度に、私の全てを拒絶された気分になった。
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