赤い涙

Ⅱ 中学一年

中学一年生になった春

入学式はお母さんが来ました。
私には同い年の姉がいます(双子ではありません)
その姉も同じ地元の中学に入学しました。

小学校の友達がほとんど同じ学校だったので楽しかったです。

玄関口にクラス表が貼っていて友達と見に行きました。
すると友達と同じクラスでした
だからクラスで一人になることはありませんでした
私は人見知りなのでなかなか新しい友達ができませんでしたが
私に話しかけてくれた友達と友達になりました。
中学では楽しく学校生活を送れると思っていました。
最初は楽しかった。
新しい友達も出来たし、部活も美術部に入ったし
でも私はまた同じことをしてしまいました。
今思うと中学から多くなったと思います。

それは親と喧嘩したときです
私は怒りを自分の中に溜め込む癖があります
だからそれが爆発して自分を傷つける癖がついてしまいました。

その日も私はハサミで手首を切りました。
自分の腕を殴ったり足を殴ったりしたのでアザができました。
そんな風にしてストレスを発散してました。
また傷をリストバンドで隠して行っていました。
中学はカッターシャツなのであまり目立たずにすみました。

中学の一年
私はそれから精神的に落ちました――――――――