4人が本棚に入れています
本棚に追加
ちぃとまもるは、寄り道が大好きだった。学校の近くの原っぱで、2人はいつもかけまわっていた。 『ぼくの花嫁さんになってね』 そういって、まもるは小さな菜の花を差し出す。 『ゆびきりげんまん!!』
まだ小学生だったちぃちゃん達にとって、これは他愛もない遊びだった。
最初のコメントを投稿しよう!