寄り道

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ちぃとまもるは、寄り道が大好きだった。学校の近くの原っぱで、2人はいつもかけまわっていた。                                                                           『ぼくの花嫁さんになってね』                                                             そういって、まもるは小さな菜の花を差し出す。                       『ゆびきりげんまん!!』              まだ小学生だったちぃちゃん達にとって、これは他愛もない遊びだった。
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