やっと繋がった(緑間誕2012)

4/5
前へ
/15ページ
次へ
****** 「はい!!!真ちゃん!!!!」 「…?ここは……?」 緑間は良く分からない丘に連れてこられていた。 高尾は満足気だったが緑間は頭の中にハテナが飛んでいた。 そんな時、 「おい、高尾…」 「真ちゃん」 真剣な顔で緑間の方を向き、高尾は口を開いた。 「真ちゃん?大好き、生まれて来てくれてありがとう」 「え?あ…ぅ…」 突然の事に頭がついていけない緑間。 何故自分がありがとうと言われたのか、何故好きと言われたのか。 「た、…高、」 「お誕生日おめでとう真ちゃん…真ちゃんアホだからもう一回言うよ、…大好きだから、付き合ってください!!!」 高尾は告白した後深々とお辞儀をした。 少し頭をあげ緑間を見ると緑間はやっとか、と言う顔をしていた。 高尾は緑間がそんな顔するとは思っていなかったので、まさかと高尾は期待していた。 その期待通りだった。 「言うのが遅いぞバカ尾…待ちくたびれたのだよ…」 二人はやっと気持ちが通じ合ったのだ。 織姫と彦星を結ぶ天の川の下で。 *******
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加