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とりあえず親衛隊の子たちは返したし、急ぎの書類を片付けてさっさと帰ろう。
あとちょっとだと自分を励ましつつ生徒会室に戻ると司がいない。
薫「あれ?司はどこ行ったんですか?」
篠「あ、薫ちゃーんおつかれえ~もう帰ったよ」
まだやらないといかない方が山ほどあるのに
これは会長と2人で徹夜コースか?
ため息をつきながらデスクに戻ると予想外の光景が広がっていた。
書類が全部片付いているのだ。
今からやろうと思っていた書類がすべて…
篠「書類やっといたよ~職員室と風紀寄って提出してそのまま帰ろっか」
え、?すでに全部終わっているだと…?
驚きを隠せずに固まっていると、篠がニヤニヤしながら顔を覗き込んでくる。
篠「なにどうしたの?俺が有能すぎてびっくりしちゃった?」
ぐっ…
言い返せない
薫「まあそうですね、ただし司と会長がですが…」
篠「はいはーい拗ねないの!置いてっちゃうぞ~」
この人元気すぎだろ…
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