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篠「だーかーらー、薫ちゃん俺が居ないと帰る気ないでしょ?」
何故ばれた
でも
薫「会長に関係ないですよね?」
篠「誰が関係ないって?」
会長の笑顔が半端なく怖い
なんという禍々しいオーラ
薫「だっ…だから会「うん?」
薫「いえ、なんでも有りません」
ダメだ冷や汗が止まらん
篠「それに、同じ部屋なんだから一緒に帰っても問題ないでしょー薫ちゃん?」
本能が逆らうなと言ってる
薫「はっはい。」
私は元来ヘタレだ。
ヘタレでなにが悪い。
ヘタレ万歳だ。
というか………
いつ会長と同室になったんだ?
私に同室の人は居なかったはずだ。
薫「会長、私に同室の者は居ません。」
篠「え?」
心底驚いたといった表情の会長。
篠「まさかと思うけど知らなかったの?」
今度は私が驚く番だ。
薫「え?」
篠「薫ちゃんと俺は今日から同室だよー?」
ニヤニヤ笑う表情がものすごく腹立たしい。
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