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変な想像をしたせいか、広子の顔を見ると罪悪感がする…。
話題を変える事にする。
変えると言うよりも本題の話をする。
「話を戻すけど、彼氏の事は、どうするの?」
「う~ん…。」
広子はうつむいてしまった。
このまま、付き合い続けると多分俺の見た通りの未来を歩むことになると思うが、幸せは人それぞれだから、俺には何も言えない。
助けたいとは、思うけど…。
普通のサラリーマンである俺が、他人の人生をどうこう口出しするのは、おこがましい。
自分の人生を決めるのは、自分だけだから、どんなに辛い事でも、間違っていても答えを出さなければならない。
他人の敷いたレールの上を進むのも、無視して違う道を歩むのも、最終的には自分で決める事だと思っている。
時間をかけたとしても、悩み、考えた事は無駄ではないと思う。
広子はどんな答えを出すのだろう?
俺は、そんな事を考えていた。
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